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首相 “第2次補正予算案 来週早々にも国会提出” 新型コロナ

2020年6月1日

安倍総理大臣は、政府与党連絡会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、追加の対策を実行するための今年度の第2次補正予算案について、来週早々にも国会に提出し、早期成立を目指す考えを強調しました。
この中で、安倍総理大臣は、先週、緊急事態宣言を全国で解除したことを踏まえ、「感染を抑えながら、完全なる日常を取り戻す道のりは、かなりの時間を要する。険しい道のりの中、事業と雇用を何としても守り抜くと同時に、感染状況が落ち着いた、この機を生かし、さらなる流行に万全の備えを重ねていかなければならない」と述べました。

そして、店舗の賃料の支援や企業の財務基盤の強化策など、追加の対策を実行するための今年度の第2次補正予算案について、安倍総理大臣は、「先の補正予算と合わせ、事業規模は230兆円を超え、GDP=国内総生産の4割にのぼる世界最大級の対策だ。厳しい状況にある方々の手元に迅速に届けることが重要だ」と指摘しました。

そのうえで、「急ピッチで作業を進め、関連法案と合わせ、来週早々にも国会に提出したい。早期成立に向け、政府としても真摯(しんし)に丁寧に説明を尽くしていきたい」と述べ、早期成立を目指す考えを強調しました。

(引用:NHK NEWS WEB)

ココがポイント

賃料補償などを含む第二次補正予算が来週以降提出・成立する見通しです。
とにかくスピードを重視してほしいところです。
また、各種支援策の対象に漏れがないか再度厳しいチェックをしてほしいです。
先日スタートアップ企業も持続化給付金の対象になりましたが、前年の同時期に何かしらの原因で売上が深刻なまでに落ち込んでいた事業主が、コロナの直前に再起を試み、売り上げがわずかにアップしただけの状態がつづいているものの、コロナの影響で計画にはほど遠い状態に置かれ、経営が立ち行かない企業や事業主もたくさんいます。
このケースは現状の支援策のほぼ全てが対象になりません。非常に深刻な問題です。

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