コロナ関連インタビュー

コロナ禍での社会福祉法人の運営【経営者インタビュー】

2020年10月28日

コロナウィルス感染防止対策をしながらの施設運営は、一般の企業と同じですが、一方では社会福祉法人様ならではの課題やお悩みがるようです。

 

今回インタビューにご協力いただいた経営者さま

社会福祉法人草むら
副理事長・松岡 都 様

サイト
社会福祉法人草むら:http://social.kusamura.org/
NPO法人多摩草むらの会:https://kusamura.org/


グループの事業概要は?

グループの概要について教えていただけませんでしょうか。

当グループは、3つの組織からなっています。

  1.  認定NPO法人 多摩草むらの会
  2.  社会福祉法人 草むら
  3.  認定農業者・農地所有適格法人・株式会社グリーン・ガーラ

それぞれの組織はレストラン・畑等、多種目にわたる事業展開をしており、個々が独自の目的で経営・運営しています。

就労継続支援、就労移行支援、相談支援、共同生活援助(グループホーム)、地域との連携などを通して障がい者の自立を達成するための福祉活動を一貫して進めるホールディングカンパニーのようなイメージとしてご理解いただければと思います。

 

今回、インタビューをお受けいただけたのか。

社会福祉法人様ですので、他の経営者さまへのPRや連携、提携、交流にはあまりご関心がないのではと考えておりました。なぜ、インタビューをお受けいただけたのでしょうか?

非常に簡単に言えば「当グループはこういうことをやっています」と少しでも多くの経営者さまに知っていただき連携・提携させていただきたいからです。

福祉の中だけで事業展開していては彼ら(障がい者)のニーズに答える事は難しいので、彼らの実態をぜひ知って欲しいと思ったからです。
障がい者雇用の受け入れ企業様、商品の販売協力店様、提携いただける農家様などと広く交流させていただければと思い、インタビューをお受けすることにしました。

 

コロナによる悩みや課題はありますか?

コロナによる直接的な影響や悩みは、ありますでしょうか?

就労及び生活を支援するという活動は、現場及び対面での作業がほとんどです。つまり、世間の一般企業のように、出社を控えてリモートにすることが出来ません。

従って、通所を減らし働いている彼らの生活リズムを壊したり、給与(工賃)をこちらの、都合で減らすということはできません。要するに、現場を止めることはできないということです。

また、当グループでは、農産物生産→食品製造→販売を一連で行っているのですが、コロナにより、生産品・製造品の卸し先が休業、小売り販売減少などの影響が出ています。

 

来なくなるということは?

コロナを理由に、「来なくなる」「来られなくなる」ということは、ありませんでしたか?

何となく周りの雰囲気を感じ取って来られなくなるということはあります。
つまり、自分がコロナに感染してそれを親や家族にうつすことを嫌がってこなくなるということがありました。

また、家族から外出を控えるように言われ来られないという事もありました。

 

具体的なご苦労は?

働き方でご苦労された具体的なことはありますか?

換気を充分にとり、働く場所を広くしたり作業時間を分散させて3密を回避、マスク・検温・手洗い等を細かく指示し、習慣となるまで目配りしました。

人の交流を制限するコロナの影響により、人とあまり会いたくないいわゆる引きこもりのメンバーが元の引きこもりに戻らないように配慮する必要がありました。
現場に来られないときは始業終業時間に電話をして交流を保ちました。

 

働き方の変化は?

コロナで働き方は変わりますか?

就業支援活動でも、いわゆる一般の企業と同じように職場環境は変わってきています。
作業所内の衛生体制に気をつけるとか、シフト制にするなどです。

製造や販売の現場では、関係先なども含めてネットでのやり取りとりが増えるかもしれません。
また、これまで以上にネットでの販売に力を入れていかないといけないと考えています。

 

経営者さまとの交流は?

どんな企業や経営者と交流したいですか?

まず、障がい者を含めた、雇用を受け入れていただける企業との交流を深めたいです。

皆さまがご存知のとおりに、企業では一定数の障がい者雇用が義務付けられています。大企業だけでなく、中小企業で雇用を検討したい経営者様がいらっしゃれば、お話をさせていただきたいと思います。

また、製造業を行っているので販売先や仕入れ先で連携できる企業さまと交流したい思っています。
それ以外では、人手不足の農業関係経営者さまとも交流したいです。

 

農業関係経営者さまとの交流?

なぜ農業関係の経営者さまと交流されたいのでしょうか?

お互いに情報交換をさせて頂き、収穫物の売買をさせて頂きたいことと、まだまだ農業についての知識が足りないので勉強させていただきたいと思っています。
エリアは当グループ近隣の多摩エリアが希望です。

将来的には、空いている都営や公団のマンションを利用して都市型農業である水耕栽培や放置されている休耕地を借りてのハウス栽培を行い、年間安定した収穫ができるようにしたいと思っています。

 

作業をお願いすることはできますか?

ネットリサーチ、データ入力、経理記帳などの作業をお願いすることはできますでしょうか?

はい、できます。PC作業が得意な者、経理関係の経験者などもおります。

障がい者の就労支援の仕事としてお引き受けいたしますので、内容や条件などについてはご相談させてください。

 

 

有難うございました。

 

 

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