コロナ関連インタビュー

「中食」と「常連さん」を軸に経営を強化【経営者インタビュー】

個人で2店舗を経営される飲食店オーナーにインタビューをさせていただきました。

東京郊外でお店を経営されていますが、徐々に回復してきているとのこと。
が、やはりはっきりとした先行きが見えない中で、今後は「中食」と「常連さん」を軸に、経営を強化していくというお話をされています。

 

今回インタビューにご協力いただいた経営者さま

ダイニングバーDAMADAMA
代表・三輪昌史 様

サイト
ダイニングバー DAMADAMA(だまだま)http://www.dama-dama.com/
牛すじトマト煮込み専門店 MOMA-10(もうまてん)http://moma-10.com


コロナによる影響は?

コロナによる経営の影響はありますか?飲食店経営の一般なことについてお教えください。

都心部と郊外では、様子が違うと思います。
同業で苦労されている方には申し訳ありませんが、当店は郊外であったことがまだよかったと思います。
確かにコロナの影響で売上は落ちてはいますが、いわゆる超都心部よりも戻りは早いはずで、
同じ100万円の補助でも、都心部と郊外では使える価値が違います。

実際に、私の回りの近隣の飲食店経営者で店をたたんだ人はいませんし、都心部での経営を早々に見切りをつけて一旦非難してきた人もいますので。

 

ご自身のお店は?

お店の方の回復具合はいかがでしょうか?

個人のお客様は、徐々に戻ってきています。
一方で、宴会などの団体客が取れていない。

個人オーナーの居酒屋系のお店はとくにそうだと思うのですが、
団体客集客がこの業界での商売方法の一つですので、そこが戻ってくるかどうかです。

あるいは、しばらくは団体のお客様は見込めないということでしたら、
違った方法も考えないといけません。

そのあたりに見切りをつけて、大手の飲食チェーンは撤退が早いのだと思います。
とくに、他の業界よりも大手チェーン店の撤退が早いと感じています。

 

新たに取り組まれていることは?新たな気づきは?

コロナを機に、何か新しく取り組まれていることがありましたら、お教えください。

ビニールシートの設置、お店の換気や席数を減らすなど、
他のお店でもやられていることは当店でも対応しています。

その経営の中で新たにというか改めて気づいたことがあります。

繰り返しになりますが、宴会はほぼゼロの状態なくらいに減少しました。
ですので、これまでの宴会を取り組むというやり方を不安に感じています。
おそらく、しばらくは宴会自粛ムードは続くと思うので。

一方で、当店では個人のお客様が戻ってきています。その中でも常連さんです。
今後は、さらに常連さんを大事にしないといけないと改めて感じています。

 

コロナ前に戻りますか?

飲食業界は失ったものも多いかと思いますが、コロナ前に戻るとお考えですか?

先程のように、都心部と郊外に分けた場合に都心部は元に戻らないと思います。
なぜかというと、都心部で仕事をする人が前の状態に戻らないと思うからです。
ビジネスマンが戻らなければランチの人、会社の宴会、仕事帰りの一杯のお客様が元に戻りません。
もっと言うと、オフィス街に並ぶお弁当屋さんなどは死活問題になるかもしれません。

 

現状を乗り切るため、再起や拡大のためには?

今を乗り切るため、あるいは再起や拡大のために抱えているお悩みや課題はありますか?

コロナ前から『中食』に力を入れていこうと考えていました。
コロナ感染によるご来店のお客様の減少、宅配が伸びていること、
本格的な回復の見通しが不明などの理由から、
その考え方がさらに大きくなりスピードアップの必要性を感じています。

現在、牛すじトマト煮込みの冷凍パック販売を進めていますが、
やらなければいけないことが山積みでやはり人が足りません。

今までのお店だけの経営ですと、採用して育てるというやり方をしてきましたが、
こと今回の事業に関していえばチームで一緒に事業を作っていかなければならない
と感じていて、その人材も募集しています。

Youtubeリンク https://youtu.be/iQhvzwq0rUs

 

公的機関の施策政策について

政策、補助金や借入優遇措置などの対策についてのお考えをお聞かせください。

金額的なことやスピード感について言いたいことはありますが、
突然起こったこと前例のないことに対しての施策なので、仕方がないと思います。

それよりも、諸々の申請に対しての事務処理や作業時間が負担になっています。
すごく簡単に言うと、その作業が一日の仕事の大半になるときがあるという感じです。

営業や経営のためにその作業をするのですが、
本来のお客様に来ていただくための活動ができていません。

 

経営者さん同士の連携や提携は?

同業種他業種を問わず、経営者さま同士の連携や交流、提携などは必要だと考えますか?

同業種の飲食店経営者の繋がりですが、そもそもが自分の料理や経営方針に
プライドを持って独立しているので、お互いにそこには触れない感じです。

つまり、お互いにあれこれ口は出さないけれど何となく繋がっている
『緩い繋がり』という感じでしょうか。

そんな感じでの繋がりの中で、数年前より地域の飲食店経営者さんたちと
活性化や集客のためにイベントを企画しています。

 

どんなイベントなんですか?

どんなイベントなのか詳しく教えてください。

「くにたちビアガーデン」という企画で、
国立の町ごとビアガーデンにしちゃおうっていう夏限定のイベントです。

イベント参加の飲食店でマイジョッキを買っていただき、
そのジョッキを持って色々なお店でビール飲んでいただく。

割引や特典が受けられたり、スタンプを集めて豪華賞品がもらえたりするイベントです。

(面白そうですね)

一見すると自分の店のお客様を他に取られてしまうような気がします。
2,3杯飲んでいただけるところを1杯でよそに行かれてしまうような気がするからです。
ですが、それは逆もあることです。それを理解賛同されるお店に参加いただいています。

もっともっとハシゴ酒文化が根付いてくれると盛り上がってくると思います。

飲食店の経営者さん同士は、こういったイベントでの繋がりがいい例かもしれません。
普段からガチガチに繋がっているんでなくて、何か特定のときにだけ
ガッと集まるような感じだと思います。

昔ながらの近所づきあいみたいな感じでしょうか…

 

皆さまにお伝えしたいことは?

最後になりますが、お客様や経営者さまにお伝えしたいことがありましたらお願いします。

ぜひギフトで「牛すじトマト煮込み冷凍パック」を使っていただきたいのです。
が、それよりも地元のなじみのお店に呑みに行ってあげてください。

飲食店経営者は、お客様がいらっしゃらないと気が滅入ってしまいます。
ふるさと納税みたいな感覚で、どうか地元に根付いている飲食店さんに足を運んでください。

宜しくお願いします。

私と同じような飲食店経営者さん、とにかく明るく前向きに一緒に頑張りましょう。

 

 

有難うございました。

 

 

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