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ミニシアター支援で基金設立 映画監督が発起人に

2020年4月13日

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休館が相次いでいる小規模映画館、いわゆるミニシアターを支援するために、映画監督が発起人となって基金を設立し、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを始めました。

新たに設立されたのは、「淵に立つ」などの作品で知られる深田晃司監督と、「寝ても覚めても」などの作品を手がけた濱口竜介監督が発起人となった「ミニシアター・エイド基金」です。

2人はインターネット配信による記者会見で、経営基盤の大きくないミニシアターは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営危機に陥ってしまうとして、緊急の資金を提供するためにクラウドファンディングへの協力を呼びかけました。

受け付けは来月14日までで、金額に応じて、希望する映画館で再開後に使えるチケットなどの特典がつきます。

目標額は1億円で、集まった資金は、基金に賛同した全国各地のミニシアターの運営団体に送ることにしています。

会見で深田監督は、「ミニシアターは、文化の多様性を保つためにとても重要なもので、なくてはならないものです。本来は文化予算、税金によってセーフティーネットが作られていなければならないが、それがなされていないので最後の手段として支援をするしかない」と話していました。

(引用:NHK NEWS WEB)

ココがポイント

コロナショックに伴うクラウドファンディングの利用方法も多様化してきました。
自社の事業継続の必要性に自信のある方や、新たに画期的な試みをすることで事業継続を目指す方は、資金調達方法の一つとして、クラウドファンディングにも注目してみてください。

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