前回のコラムこの「機会に経営を見直す(ビジネス断捨離-①)」で書きましたとおりに、コロナショックで外出自粛のこの機会に「ビジネス断捨離」を進めることにしました。
まずは、書類やカタログ、会社案内などのいわゆる紙ものを捨てることから始めようとしたわけですが、
ここで「捨てる捨てないの基準がない」という問題にぶつかりました。
ここを決めてから始めないと、時間がいくらあっても足りないような気がします。
古いものを整理しているときに「懐かしい」とか「このときはこうだったよね」などで、一向に作業が進まない。
そんな経験は、誰でもあるのではないでしょうか。
「捨てる」基準を決めてみる。
今まで捨ててこなかったので、こんなときでもないと「えいやー」と踏ん切り(覚悟)がつきません。
逆に言うと、相当思い切って自分でルールを決めてみます。
他社のカタログや会社案内
- ビジネスショー、セミナーなどでもらったもので「捨てる」もの
→どんな会社なのかパッと思い浮かばない
→表紙を見て商品やサービス内容を思い出せない - 面談や打ち合わせで以前に交流していたけれど「捨てる」もの
→その会社の経営者の顔がパッと思い浮かばない
→1年以内に面談したと確実に言い切れない - 自分への言い訳
→交流を再開したときは、きっと新しくなっているからもらい直す
自社や自分で作成した書類関係
- 自分で書いた大量のミーティングの手書きメモで「捨てる」もの
→今日から1年以上前のものは、内容を確認しないで捨てる
→パッと見て読めない文字があるもの(思い出すのに時間がかかって無駄)
→サラッと見て内容がすぐに思い出せないもの(思い出すのに時間がかかって無駄) - 提案書や企画書で「捨てる」もの
→手書きのメモが付け加えてないものは、内容確認なしで捨てる(データが残ってるから)
→手書きのメモが付いていても、1年以上前のもの - 自分のちょっと言い訳
→1年以上前のものは、今は使えない(スキル・ノウハウは新しくなっている)
→1年以上間動いていないものは、今さら動かせない、動かない
→コロナショックで状況は大きく変わってるから、仕切り直し
→内容を思い出す時間がもったいない
燃えるゴミで捨てるか?裁断・溶解するか?
実は、ここの判断は結構面倒ですし、進めている途中で「まあこっちでいいか」と適当になってくるはずです。
そこで、裁断か溶解か焼却のどれするかは後から決めることとして、全ての紙ものを一般ごみで捨てないことに決めました。
目標は8割を3日以内に捨てる
私のデスクの回りには、こんな感じの「とりあえず取っておこう」という段ボールが、5、6個あります。
ダラダラと進めても時間ばっかりが経って無駄ですので、目標を決めて粛々と進めることにします。
目標は「8割廃棄を3日以内」です。
このコラムが掲載された日付から、3日後に進捗をご報告します。