コロナ関連ニュース ビジネス

食中毒に注意を コロナで宅配など始めた飲食店に呼びかけ

2020年5月13日

気温や湿度が上がって食中毒が起こりやすい季節になってきました。外出自粛や時短営業が続く中、テイクアウトや宅配を新たに始めた飲食店に対し東京都などは、店内で食事を提供する以上に衛生管理に注意するよう呼びかけています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテイクアウトや宅配を始める飲食店が増えていますが、店内で食事を提供する場合より客が食べるまでの時間が長くなることから、ふだん以上の衛生管理が必要だとして、東京都は今月に入って「テイクアウトや宅配を始める飲食店の皆さんへ」と題して衛生管理の情報をホームページに掲載し注意を呼びかけています。

具体的には、
▽調理した食品は、長時間常温で放置せず、適切な温度で保管・運搬することや
▽中心部までよく加熱すること、
▽生肉や生卵、刺身などのなま物の提供は避けること、
▽また、利用客にはすぐに食品を食べるよう伝えることなどを求めています。

一方、農林水産省は11日、ツイッターの公式アカウントで消費者向けの注意点を紹介し、
▽長時間持ち歩かないようにし、
▽自宅に持ち帰ったら早めに食べるよう呼びかけています。

やむをえず時間をおいて食べる場合は、食品を速く冷やすことができるよう浅い容器に小分けにして、冷蔵庫で保存してほしいとしています。

東京都や農林水産省は「気温が高くなる中で食品を常温で放置すると食中毒のリスクが高まるので衛生管理や早めに食品を食べることを心がけてほしい」と話しています。

(引用:NHK NEWS WEB)

ココがポイント

当社においても飲食店系の事業主様には、理屈抜きで「テイクアウトや宅配」の実践をお勧めしてきました。
今では、多くの事業主様が実践されているのが、街を見渡すとよくわかります。
収益性の課題などはあると存じますが、今は立ち止まらず前向きに継続していただければと思います。
新しい顧客の獲得や新しい商品やサービスの発見がきっとあるはずです。
一方で、最近の気温の上昇や湿度の上昇により、普段テイクアウトなどを行っていなかった事業主様における食中毒の発生が懸念されています。
もちろん、強く意識されていることと思いますが、今一度食中毒防止の体制を見直しておきましょう。

-コロナ関連ニュース, ビジネス

Copyright© 経営サポートサービス特別版 , 2024 All Rights Reserved.