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苦境ライブハウスに支援の輪広がる 新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各地のライブハウスでは、経営難から閉店に追い込まれる店も出ています。こうした中、休業中の店のドリンクチケットを前払いで購入する新たな取り組みが始まるなど、支援の輪が広がっています。

「密閉・密集・密接」の「3密」にあたるとして営業の自粛や休業要請を受けている各地のライブハウスは、中小規模の個人経営の店も多く、札幌市のライブハウスが今月いっぱいでの閉店を決めるなど、経営危機に直面する店も出ています。

こうした中、休業中の店のドリンクチケットをインターネット上で前払いで購入することで店を支援する「SAVE THE LIVEHOUSE」という新たなプロジェクトが今月8日に立ち上がりました。

専用サイト上で応援したい店舗を選び、1枚当たり600円の電子チケットを購入することで、営業再開後に店でドリンクの提供を受けることができます。店側には、8%の手数料を引いた支援額が毎週振り込まれる仕組みで、開始から1週間余りで、すでに総額500万円以上の支援が集まっています。

対象となる店舗は店側からの申請によって登録され、現在は、クラブや音楽バーなどを含む全国の90店舗が登録されているということです。

プロジェクトの発起人代表を務める小田翔武さんは「イベントができない中、1週間や1か月でも耐えることができればと思って立ち上げました。余力のある人の手で支援し、少しでも多くの困っている店にこの取り組みが届いてほしいです」と話しています。

(引用:NHK NEWS WEB)

ココがポイント

今、ライブハウスだけでなく、急速にこのような「前払い・先払い」システムの支援策の輪が広がっています。
店舗を営む事業主様や経営者様は、身近なところで、同様の支援策が始まっていないか定期的に確認してみてください。

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