その1つ、東京・品川区にある居酒屋です。
これまで夜に営業してきましたが、先月中旬ごろから外食を控える動きが広がり、団体客を中心にキャンセルが相次いでいました。
さらに、7日に緊急事態宣言も出されたため、店では当面の間店内での営業を自粛し、テイクアウトの販売に切り替えました。
8日は、アルバイトには休みをとってもらい、オーナーと店長の2人でから揚げやしょうが焼きなどをメインとした4種類の弁当などを用意し、昼前から販売を始めました。
すると、常連客や近所の人たちが訪れて、次々と弁当を買い求めていきました。
夫婦で在宅勤務中という女性は、「自宅だとできる食事のメニューも限られるので、お弁当を販売してくれてとても助かっています。在宅勤務なので、外に出る機会にもなって気分転換になっています」と話していました。
オーナーの松浦哲郎さんは、「勇気のいる決断でしたが、苦しい状況はみな同じなので、ネガティブにならず前向きに地域の人に喜んでもらえることを考え、できることをやっていきたいと思います」と話していました。
都内の保健所によりますと、先月から飲食店のテイクアウトに関する相談や問い合わせが相次いでいるということです。
厚生労働省は、飲食店などが新たにテイクアウトの営業をする場合、扱う食品などによっては新たな手続きが必要となるため、事前に地域の保健所に確認してほしいとしています。
(引用:NHK NEWS WEB)
ココがポイント
飲食店によるテイクアウト営業の流れが加速しています。
まだトライしていない飲食店様は、尻込みせず是非トライしてみてください。
但し、扱う食品によっては保健所に新たな手続きをする必要がありますので、ご注意ください。