東京 新宿区でピアノ教室を開いている船山美也子さんは、感染拡大を防ぎながらレッスンの機会を確保し収入を維持していくため先月下旬からオンラインでのレッスンを導入しました。
レッスンは生徒と指導者が互いにスマートフォンなどのカメラをセットして行います。
船山さんは生徒の音色を聞き指使いを見たうえで、みずからの指の動きを見せたり譜面を見せて注意点を書き示したりしながら指導に当たっていました。
船山さんの教室では、生徒およそ50人のうち半数がオンラインでレッスンを続けているということです。
レッスンを受けた小学4年生の女の子は「最初は不安だったけど先生と話しながらできるのでわかりやすくて楽しいです」と話していました。
船山さんは「キャンセルが増えて生活面で不安になったが、外出できずにいる生徒の生活に音楽が取り入れられるようにオンラインレッスンを続けていきたい」と話していました。
全国のピアノ指導者、およそ1万7000人が所属する「全日本ピアノ指導者協会」によりますと、ピアノ教室は個人運営が占める割合が高く、新型コロナウイルスの影響で一時休業を迫られる教室も出始めているということです。
(引用:NHK NEWS WEB)
ココがポイント
塾や教室などの事業におけるオンライン化が急速に進んでいます。
これらの事業に関わらず、今回のコロナショックをプラス捉えるならば、オンライン化への挑戦は一つの重要ファクターです。
既存事業やその一部をオンライン化してみるも良し、この機会に発想を変えて自社のスキルやシナジーを生かしたオンライン化に挑戦して見ましょう。