こうした声を受けて、この事業所では8日以降も運営停止の要請がないかぎり、サービスの提供を継続することにしています。
しかし、先月東京都が初めて外出自粛要請をしたあと、サービスの利用を控える動きが出て、利用者は2割から3割ほど減りました。
事業収入が減り、緊急事態宣言がいつまで続くのかという不安が拭えない状況の中、これまでどおりの運営を続けていけるか不安だといいます。
「デイサービス博水の郷」の管理者の佐藤朋巳さんは「外出自粛が広まり利用者側がデイサービスを利用してはいけないという考えになっていくと、新型コロナウィルスとは別の原因で体が弱り、最悪の場合亡くなってしまうおそれもある。デイサービスの利用者の中には自宅でお風呂に入れない人もいるので、事業を継続して今までと変わらないサービスを提供し、利用者に不安がないようにしていきたい」と話していました。
(引用:NHK NEWS WEB)
ココがポイント
デイサービスに限らず、高齢者をターゲットにしたサービスを提供されている事業主様は、その対応方法を慎重に考えましょう。
高齢者の感染は、極めて命に関わる可能性があります。
事業を維持するためにも、徹底的な感染予防対策を行い、リスクの高さを感じる場合は、休業も視野に経営判断をしましょう。