コロナ関連コラム

【経営再起コラム・飲食店編-⑥】お客様に聞いてしまう

前回のコラム、「【経営再起コラム・飲食店編-⑤】ガラッと変える発想の仕方」の続きです。

「自社自店の特長を書き出す」→「その逆を書いていく」と進めていくと、

  • 意外と膨らませられるものがある
  • 冗談半分だったのに、実際にできそうなものがある
  • どんな感じになるのか、イメージがわく
  • 楽しんでいただいている様子がイメージわく

ということが起きるはずというお話をしました。

コロナ禍では、これまでの「お客様を待っている」というやり方だけでは難しいかもしれません。

では、どうするのか?

考え方は、非常にシンプルなのではないでしょうか?
「待っている」の逆の「来てくださいと言う」ではないでしょうか?

これが、このコラムシリーズで前にお伝えした「これまでの集客方法は方法なだけ」ということで、

  • うちの店は、こういう料理とサービスです
  • 宜しければ来てください
  • という感じで、新規顧客を獲得しに行く

ということでなく、

  • 常連さんに
  • コロナ禍ですけど、○○さんに楽しんでもらえるように
  • 〇〇を提供するので、来てください

ということです。

コロナ禍で経営再起するためには、新規客の獲得の前に、まずは「常連さん」を大事にする。

「2回も3回も足を運んでいただく」ということが大事ではないでしょうか?

その常連さんは、何で来てくれていた?来てくれている?

ぱっと頭に浮かぶ常連さんが何人かいると思います。
その常連さんの方々は、なぜ今まで来てくれていたのか、なぜコロナ禍でも来てくれているのか、を考えてみてください。

よくある答えは、

  • 「うちの料理が好きだから」
  • 「おいしいと思ってくれているから」
  • 「リーズナブルだから」

という答えです。

ここでさらに深堀して欲しいのは、おいしいだけでなく、「それ以外に何かがあるはず」ということです。
(美味しくないのにお金を払う人はいないので、何かが絶対にあるはずです)

聞いてしまう

考えている中で、「これであってるのかな?」「今一つ、はっきり分からない」ということがあるかもしれません。

そんなときには、どうするのかというと「直接聞いてしまう」という方法があります。

例えば、

  • 「○○さんは、何でうちの店に来ていただけるんですか?」とストレートに聞いてみてもいいかもしれませんし、
  • 「こんな中なので料理を絞ろうと思ってます。AとBとCの中で、残して欲しいものはありますか?」と好みを聞いてみてもいいですし、
  • 「席を間引きしようと思うんですが、それだと盛り上がらないですか?」という感じで、わいわい騒ぐのが好きなのかを探ってみたり

という感じでです。

このときに大事なのは、こと常連さんに対しては一斉アンケートのような感じでなくて、一人一人に聞くというやり方ではないでしょうか。

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